オンラインでの練習でできること

コロナ禍でなければ、アンサンブルをオンラインでやろう!なんて考えもしなかったと思いますが、通信技術の発達と「それでも音楽でつながりたい」という欲望で、オンラインでのアンサンブルの取り組みが進んできましたよね。
オンラインのほうがいいことは「資料の共有」。これは間違いないです。普段の集まった練習の中で、同じ画面を見ながら理解する、ということは現実的ではありません。例えば歌詞の意味の共有、といったものは「紙で配って見ておいて!」という運営にならざるを得ないのですが、オンラインだと、画面を共有できるし、なんなら同じ動画を見ることもできるので、「頭で理解する」ということにおいては、オンラインの方が圧倒的に集中できる気がします。
あと、意外な効果は「生の音への渇望」かもしれません。オンラインでイメージを膨らませていても、リアルに音を出せない環境にあるので、このイメージした音を実際に出してみたくなる!ような気がします。以前のように集まってアンサンブルをすることが容易ではないからこそ、その「場」に対しての渇望は増すのかもしれませんね。
コロナ禍ですっぱり活動を止めてしまった団体も多いと思います。一人一人で知識をつけていくことは難しいけれど、集まって取り組めば、新しい知識も身についていく気がします。
やる気は勝手には出てこないもの。知識を得ることはやる気につながるので、この状況下で少しでも「知る」ことを諦めないでいきたいですね。

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