無人運営スタジオって画期的ですか?
ご利用いただいている皆様にご協力いただきアンケートを取らせていただいているんですが、以下のようなご回答をいただきました。
合唱のパート別音取りにキーボードがあるほか、ピアノ伴奏との合わせも練習できるようになっているのが素晴らしい。今回はコロナの影響でわずか5人での練習でしたが、将来フルパートで練習してみたいです。無人運営というのも画期的です。
確かに自分がユーザーとして利用させていただいたところでも「完全無人運営」というのは無かった気がします。
でも、実際スタジオを使う時に「管理者」って必要でしょうか?
アコースティックな楽器の場合、大概自己所有の楽器を使うのが当然ですし、声楽であればそもそも自分が楽器なので借りる必要はありません。せいぜいピアノくらいですが、ピアノの鍵が開いていればこれも問題はありません。
そうなると鍵の開け閉めくらいしか「管理する人」との接点はありませんし、何なら練習中は管理人の存在なんて、まったく気にしていません。
もちろん、運営する側となれば完全放置はできないので、清掃・備品消毒・盗難防止など、やらなければならないことは沢山あります。ただ、一番重要なのは「スタジオ利用者と管理人が常時接点を持つ必要はない」ということ。この時代、きちんと対策をすれば、無人化すること自体はさほど難しいことではありません。そして、いつの時代も一番お金がかかるのは「人件費」です。
ここを削減することに知恵を絞らないから、ただの空間貸しに過ぎないスタジオが無駄に高いんです。
出来るだけ低価格で運営するために無人経営にこだわり続けますので、皆様ご理解のほどよろしくお願いいたします。